mclean-chanceの「鯔背でカフェオーレ」

ジャズ以外の音楽について語るブログです。生暖かく見守ってください。

未だに攻め続けるという事実に驚いてしまいます。

Paul Simon『In The Blue Light』 最近のポール・サイモン。 Simon & Garfunkelのファンでもありませんし、ソロとなった2人にもさして興味はないのですが(流石に、『Graceland』は聴きましたが、そんなにいいとは思わなかったです)、このアルバムはいいで…

『ブルース・ブラザーズ』の重要な役者が相次いで亡くなるとは。。

Memphis Slim『Memphis Slim USA』 メンフィス・スリムは生涯に莫大なレコードを作りましたけども、その中でも特筆すべきアルバムは、やはり、マット・マーフィーと組んだ1950年代にユナイテッドに録音されたものであることは衆目の一致するところでしょう。…

アリーサ・フランクリン追悼

King Curtis『Live at Fillmore West』 Aretha Franklin『Live at Fillmore West』 キング・カーティスはこのライヴと同じ年の8月に自宅前で殺害されてしまうんです。。 1971年の3月5日から7日に、サンフランシスコの「フィルモア・ウェスト」で行われたライ…

ジャコとの一連の共作は、ホントに見事としか言いようがありません。

Joni Mitchell『Don Juan’s Reckless Daughter 』 若き日のジョーニ。 ジョー二・ミチュルの長いキャリアの中で最も素晴らしかったのは、やはり、ジャコ・パストーリアスを中心とした、ウェザーリポートのメンバーやなどのジャズやフュージョンのミュージシ…

鍛え上げられた鉄の如きベートーヴェン!

ベートーヴェン『交響曲第7番』 アルトゥーロ・トスカニーニ/ニューヨーク・フィル リハーサルは怒号の連続だったそうです。 トスカニーニといえば、かつては神のごとく崇拝された指揮者でしたが、私はNBC響の録音のあのデッドな響きがとてもキライで、しか…

往年のヴィルトオーゾが如何に凄かったのか!

ベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』、 ヤッシャ・ハイフェッツ、 トスカニーニ/NBC響 斬れぬものなど何1つないような響きをたたえる、恐るべきヴァイオリン! ハイフェッツの演奏が素晴らしかったので、1940年のトスカニーニ/NBC響との録音も聴いてみた…

大変な名盤なのですが、ずっと廃盤です。残念。

Orleans『Orleans』(ABC DUNHILL RECORDS) 初期のメンバー。左から、ランス・ポペン(b,vo)、ウェルズ・ケリー(drms, vo)、ジョン・ホール(g, p, org, drms, vo)、ラリー・ポペン(g, p, org, vo)。 オーリアンズ。と言っても、もうほとんどの方にとっては「そ…

今聴いても驚異的!

ベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』 ヤッシャ・ハイフェッツ、シャルル・ミュンシュ/ボストン交響楽団 10代の頃にはもう天才と言われていました。 ハイフェッツは、ロマノフ朝の滅亡とともにアメリカに亡命し、活躍した。という、20世紀の音楽家の多くが…

思いの外よかったです。

John Lennon 『Rock’N’Roll』 毀誉褒貶の多い人でしたが、風貌もよく変わりました。 ジョン・レノンの事実上の引退作。 よく考えてみたら、ビートルズ解散してからも、結局、年1枚のペースでアルバムを出すという多忙な生活は全く変わっておらず、しかも、…

まさかのポリリズム童謡!!

キヲク座『色あはせ』 童謡をアレンジして演奏する。という不毛と思われる行為が、そうではない。という事を初めて教えてくれた、驚異の傑作。 キヲク座についての知識はほとんどゼロに等しいのですが、ヴォーカルとパーカションの2人によるユニットらしく、…

遺作にして最高傑作の1つ

David Bowie『★』(ISO) 大胆なアートワークの遺作 2016年の1月に亡くなってすぐに発売されたボウイの遺作。 既に死期は悟っていたようで、プロデューサーのトニー・ヴィスコンティには、その事を告げて制作を進めていたそうです。 別に合わせた訳ではないの…

何度も聴きたくなる。

細野晴臣『Vu Já Dé』(speedster records) 中華街でライヴを行う、近年の細野晴臣。 CD1枚に時間的には収まるんですが、敢えて2枚組にしたようです。 1枚目(約25分)は近年の細野晴臣のライヴでのレパートリーであるカヴァー曲が入っていて、2枚目(約28…

アルバムごとに作風がドンドン変わっていくバンドでした。

Traffic『Mr. Fantasy』 サイケなジャケットが時代を感じさせていいですねえ。 これは忘れられないアルバムでして、「黒さ」とか「ファンキー」というものの面白さが初めてわかった作品でしたね。 とにかく、スティーヴ・ウィンウッドという人の才能にしびれ…

コレが大ヒットした事が今日にそのまま繋がっている気がする。

RADIOHEAD『OK COMPUTER』 1990年代のロックを代表する一枚にして、レディオヘッドの名を世界的に広めた作品。 全体を覆う、どうしようもない陰鬱さと閉塞感がすさまじい。 それは現在聴いてもヒシヒシと感じるのだから、相当なものです。 どの曲もものすご…

今聴いても新鮮!

細野晴臣『泰安洋行』 いわゆる「トロピカル3部作」の2作目ですが、コレは、ニューオリンズ、沖縄が強い作品です。 70年代のウェストコーストのロックに後追いどころか、ほぼ同時進行しているのが、驚異的ですね。 聴いたことがない人に、「アメリカで、こ…

呪術師が歌うR&R、R&Bが素晴らしい。

T. REX『Electric Warrior』 英国ロックで、ジミヘンと並ぶ、太く短く生き切った、マーク・ボラン率いるT. REXの全盛期のアルバム。 声量も乏しいし、ギターがうまいとは言えないボランが、一時期はデイヴィット・ボウイすらしのいでいたのではないか?とい…

男泣き!

The Band 『Music from Big Pink』 19世紀末のアメリカからやってきたのではないかという風貌(リーヴォンを除くメンバーは全員カナダ人ですが)。 ロック史に燦然と輝く名盤。 あのエリック・クラプトンがクリームでの活動に嫌気がさしていた時にこのアルバ…

混血と雑食がアメリカの強みでした。

Joe Bataan 『Afropofilipino』 (salsoul) ジョー・バターンの全盛期を代表する1枚。 A面はニューヨークで活躍するスタジオミュージシャンが一同に会しての録音で、B面はややメンバーは地味とはいえ、西海岸らしいユルさが汪溢する、ロサンジェレスでの録…

和みの傑作。というのはあるのですね。

John Sebastian 『Tarzana Kid』 ラヴィン・スプーンフルを呆気なく脱退してしまったジョン・セバスチャンの1974年のソロ作。 オッ、すごいマンドリンがうまいなあ。と思ってパーソネルを見てみたら、ライ・クーダー(笑)。 そりゃうまいわけですが、この作…

Led Zeppelinは誰がなんと言おうとロックンローラーなのね。

Led Zeppelin『Presence』 もはや説明不要の4人。わからない人はグーグルで調べてね。 名曲「アキレス最後の戦い」の入ったZeppの後期のアルバム。この伝説的なバンドはもう腐るほど論じられているので、今更、新しい事実などないと思いますが、私がこのバ…

意外と聞き応えありますぞ。

Japan『Tin Drum』 邦題は直訳の『ブリキの太鼓』ですけども、フォルカー・シューレンドルフの映画(原作はギュンター・グラス)を表現したのではなくて、共産趣味とファンクネスと東洋へのエキゾを融合するという、他に類例をみない自閉的妄想音楽となって…

このバンドはもっと活動して欲しかったなあ。。

Lovin' Spoonful『Daydream』 タイトル曲はバンド名を知らなくても一度は聴いたことがあるほどの名曲。 それしても、これほど短命に終わってしまった事が惜しまれるバンドもないですね。 原因が麻薬がらみであった事がホントに残念です。。 ラヴィン・スプン…

いきなりシベリウスです(笑)。

シベリウス、交響曲第3番パーヴォ・ベルクルント、ヘルシンキ・フィル(EMI) シベリウス。実は20世紀の作曲家でした。 シベリウスは90歳を越える長命な人でしたが(第2次世界大戦後まで存命でした)、交響曲は7曲しか作曲しませんでした。 そのシベリウスの…

70年代ど真ん中!

Rufus featuring Chaka Khan『Rufusized』 チャカ・カーンの、のびのびとした屈託のないヴォーカルは、明らかに時代が変わったなあ。という事を感じさせますね。 アメリカが暗く沈まざるを得なかったヴェトナム戦争が収束(というか、アメリカがヴェトコンに…

キュートな名作!

NRBQ『Tiddly Winks』 昔は「世界で最も過小評価されているロックバンド」とか言われてましたけども、まさか、ロックファンでこのバンドを知らないなんて事はないよね(笑)? NRBQはいつでもキュートでキャッチーでどこかトホホでホロッとくる音楽を演奏し…

コレでようやくマトモなステレオ盤になりました。

The Beatles『Help!』 今更ながら、ビートルズの歴史とかを云々するつもりは毛頭ありませんし、そう言う事には全く疎いです。 ビートルズは、アルバムを聴く。という付き合い方しかしてませんね。 というか、ほとんどのミュージシャンに、私はそうやって接し…

とにかく「いいアルバム」としか言いようがない。

Donald Fagen『Nightfly』 こう政治家の傍若無人を毎日見れられると、ココロが荒んでくるんですけども(政治家の皆さま、ホントに大変だと思いますよ)、そんな皆さまのココロのオエイシスになる事必定の音楽が本作でございます。 スティーリー・ダンの片割…

不穏な傑作!

Jazz Dommunisters 『Cupid & Batailles, Dirty Microphone』 うわわわ(笑)。 もうすごいとしか言いようがない。 デビュー作『ドミュニストの誕生』も驚愕の作品ですけども、少し間を置いた本作は、もう全く予想できなかったような作品でありました。 リリ…

現在は2 in 1で購入できるので、1950〜60年代のウルフの変遷がよくわかります!

Howlin' Wolf『The Real Folk Blues』『More Folk Blues』(chess) マディ・ワーターズと並ぶシカゴ・ブルースの巨人。 ものすごい巨漢とダミ声に特徴のあるキャラがとにかく強烈な人でしたが、実はものすごく真面目な人だったみたいです。 本作は、チェスが…

ロックにおける贅沢。

Maria Muldaur『Waitress in a Donut Shop』 それにしても参加ミュージシャンの豪華さ! ベニー・カーター、ハリー・スイーツ・エディスン、レイ・ブラウン、ニック・デカロ、ジェフ・マルダー、エイモス・ギャレット、デイヴィット・グリスマン、ローウェル…