mclean-chanceの「鯔背でカフェオーレ」

ジャズ以外の音楽について語るブログです。生暖かく見守ってください。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

重厚長大ロックの大作!

Chicago Transit Authority『Chicago Transit Authority』現シカゴのデビュー作。シカゴ交通局から「改名してください」と言われて、交通局が取れました。当時のシカゴはとても真面目で政治的な内容のバンドでした。デビュー作のなのに、なんと、LP2枚組で…

追悼。

Prince & The Revolution 『Parade』驚きました。この方は、もう、90歳くらいまで延々とアルバムを出し続けるのではないかと思ってました。とにかく膨大なアルバムがあるプリンスですので、選ぶのに困りますけども、個人的な愛聴盤という事で、コレを選びま…

早熟の天才ハーピスト。

Little Walter『The Best of Little Walter』破滅型の天才の典型であったリル・ウァルターの決定盤。マディ・ウァーターズのアルバムと同じ、チェスの『The Best of』ものの1つで、マディと同じくシカゴブルースの決定的な作品であり、ブルースハープの奏法…

ココが転換点になったのでしょうね。

Thee Michelle Gun Elephant『Casanova Snake』ブラックミュージックを立て続けに聴いた後にコレを聴くとたまげますね!音圧がべらぼうに高い!! ミッシェル・ガン・エレファントは、ヴォーカル、ギター、ベイス、ドラムスのシンプルな編成のロックバンドで…

コレまたMGズを堪能できる名作!

Albert King『King of The Blues Guitar』またしても時代は60年代に戻りますが、コレもブカT & ザ・MGズなくして語れない名作ですね。また、ロックに与えた影響も計り知れないでしょう。MGズの重心の低いしっかりとした支えに乗って、余計なことは一切言わな…

現在の黒人音楽のほとんどがコレとつながるのではないのか?というくらいに決定的な作品。

D'Angelo『VOODOO』前作から5年もの間を空けて発表された2枚目。本作の後、アルコール依存などの問題もあり、2014年までアルバムが発表される事がなかったが、本作の余りの完成度の高さに、次回作がなかなか発表できなくなってしまったというのが、ここまで…

アル・グリーンを聴いていたら、この人が気になりだした。

D'Angelo『Brown Sugar』作詞、作曲、編曲、演奏をほとんど1人でやってしまった、ディアンジェローのデビュー作。コレが無性に聴きたくなったのは、アル・グリーンを繰り返し聴いていたせいでして、と言うのも、アル・グリーンのファルセットがとても似てい…

ソウルとはまずオーティスを聴くことなのだ。

Otis Redding『Otis Blue』激動の60年代を嵐のように駆け抜けていった、オーティス・レディングのアルバムとしては、本作が最高傑作と言ってよいでしょうね。彼の代表曲「Respect」「Shake」「I've been Loving You Too Long」が収録され、「My Girl」「Sati…

ドラムで音楽がこんなによくなるとは!

Al Green『Al Green Gets Next to You』Hiレコードの2作目。前作はアル・グリーンのよさを活かすような曲が少なく、地味な印象しか残さないアルバムでしたが、本作から、ようやく、彼のよさが出てきましたね。クレジットには一切書いてませんが、多分、次の…

唐突にブルックナーへ。

Bruckner Symphony no6Saarbrücken Radio Symphony Orchestra,Stanislaw Skrowaczewski, conductorブルックナーが習作、未完を入れると、11の交響曲を作曲しましたが、第8番、第9番、第5番という傑作と比べると、第6番は比較的マイナー扱いされているかも…

「余談だが」が大好きなのは、司馬遼太郎ですが。

Daryl Hall & John Oates『Private Eyes』言わずと知れた大ヒットアルバムであり、今更ながら聴いてみると、思ったほど80年代の音ではなくて、70年代の最後の音になっているのに驚く次第。80年代にヒット曲を連発しているコンビという印象が強かったので、こ…